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2001年1月20日、21日。両日の突貫工事でスロープが正面玄関に完成。
１月２9日（月）
久々の晴れ、ちょっと寒いが車いすを転がし、
「ＳＮＦサロン白寿館」にたどり着いた。
雪や寒さで外出が遠のき、久しぶりに転がしたので、
キツカッタ！
（年かな〜、それとも麻痺が進行？）
玄関を見て、びっくり、
なんと、立派なスロープが設置されているではありませんか。
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写真右側、車道からスロープへの アプローチ部にも 段差を解消し配慮されている 2001.1.29撮影
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支店長には失礼ですが、あまり期待してなかったのが本音でした。
それは、
既成の建物に、スロープを設置する場合、見た目や景観を重視
するあまり、表玄関ではなく、正面からは誰からも見えない、
奥まった位置に造られているのが普通です。
それも、ぐるりと遠回りさせられる造りがほとんどである。
九州の表玄関、博多駅でさえ、車いすは正面ではなく
作業用通路そして荷物運搬用エレベーターでホームへ。
東京駅もそのようです。（在来線）
「障害者に対応したバリアフリー施設です。」
と、銘打っていても
どこがバリアフリーだというものが・・・・
自治体の施設にも。
このスロープは福岡支店長の計らいで正面玄関に
デンと造っていただきました。傾斜部はすべり止めのタイル。
また、脱輪、転倒しないように頑丈な柵も・・・
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左側の段差が従来の正面玄関でした ３分の１をスロープに使用したので 狭くなっている |
傾斜部には滑り止めのタイル施工 頑丈なパイプ製の脱輪、転倒防止柵 バイクは通行の障害にはならない |
なんと、なんと、
景観ではなく実用性に配慮されたスロープでしょう。
車いすの身を理解、認識されているからできるものです。
こんなに配慮されたスロープはこれまで見たこと
ありません。
ありがとうございました。
支店長、感謝！ 感謝いたします。
こんなに配慮されたスロープが公共施設・レストラン・事業所・
私の好きな一杯飲み屋等々にさりげなく造られている
「だれにもやさしい街・楽しい街」
が早く、出現しないかな〜！
帰りは心も軽く、車いすを漕ぐ腕も、来る時よりも
軽く回り、あっという間に到着。
感激！、嬉しさ！の一日でした。
この施設は私が所属している「シニアネット福岡」
高齢者のパソコン愛好者で構成された非営利団体の
グループが「パソコン教室」、「交流の場」
活動拠点として
株式会社 白寿生科学研究所さまから
地域貢献の一環に役立てればと、提供していただいてます。
名称は 「ＳＮＦサロン白寿館」
所在地：福岡市中央区大手門1-5-13
電話 （092） 732-3115
