身障者のみならず健常者にも快適

「どなたでもご利用ください」


最近、このような内容の掲示されたトイレがあちらこちらに目に付くようになった。

【多目的トイレ】や【みんなのトイレ】など

といった表示



多目的トイレ表示
高齢者・妊婦・乳幼児を連れた母親などなど、いろんな人が使用できる
つまりこれが『多目的トイレ』だと。


 これをユニバーサルデザインと言っておられる方が・・・。
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ユニバーサルデザインとは、「すべての人のためのデザイン」、子ども からお年寄りまで男女の別なく、しかも能力の違いに無関係に使えるものという意味で、これまでの「特別なデザイン」という考え方に対する異議申し立てです。
「特別なデザイン」をだれも不思議に思わなかったのは、それがごく少数の人だけに必要と思われていたからです。このとくに障害をもつ人や高齢者を対象として意識したデザインが、従来のバリアフリーデザインでした。
         K・S氏(●●文化芸術大学)
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UDは高齢者や障害者だけでなく、健常者、子どもまでみんなが使える物づくり、街づくりを考えるもの。対象を限定するバリアフリーデザインとは違う。またぐ高さが低い低床浴槽は高齢者にとっては親切だが小さい子どもが落ちる危険性が高い。あまねく多くの人を意識しなくてはならない。
UD商品に必要な要件として、安全性や使い勝手のほか、温かみのある慰安性、子孫まで使える持続可能性、日本的価値のデザインなどがある。さらに、商品の開発段階で消費者が意見を言う参画性も必要だ。・・・・
   A・M氏(ユニバーサルデザイン○×研究所 代表) 
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だそうだ!
一見、良さそうな ご提案、ご意見ですね! 
ほぉっ そうかな? よく考えてください。

 視点を変えて、車いす常用者の立場から多目的(UD:ユニバーサルデザイン)とは、「何処でも」「何時でも」「自由に」「安全に」「単独」で、誰もが公平に利用できること。でなければこの方々が唱えていることは矛盾し、ユニバーサルデザインとは言えません。
 つまり、全てがバリアフリー(障壁無し)になっているでしょうか。公共交通機関・公共施設・民間施設などなど。

 障害を持った人にとって障壁(バリア)がなく使い勝手も良く、一般の利用者にとっても快適な施設を造ることは可能です。
 私は車いす常用ですが、施設(建物)に段差が無ければ障害者という意識も払拭されます。誰にでも優しく適切なユニバーサルデザインを増やすことにより、ハンディのある人が自由に社会参加でき、それが街づくりや社会全体の最適化(バリアフリー化)にも繋がる、これが福祉の本質ではないでしょうか。


 ところが・・・!!

 トイレに限って言えば、私は「車いす対応トイレ」のみが使用でき、一般用は入口ドアさえ狭くて入れない状態で、段差もあり、全く使用できないものがほとんどです。(>_<)
 そこへ、UDだと言って、これまで数は少ないが安心して清潔に使用していた「車いす専用トイレ」を誰でも使える?、【多目的トイレ】にと、当事者(障害を持った)が望みもしない、使いづらいものに勝手に造り替えてしまった。

 ただでさえ少ない「車いす用トイレ」をより不便(使用できなく)にしてしまっています。己が不自由でない故に、障害を持った者の不自由さを理解できてないという証明を如実に表している。このことに気付かない、UDを提唱している方の滑稽さには同情します。

 全てのトイレが誰にでも(車いす常用者を含め)使えることを「多目的」と称するのではないでしょうか。

 脊髄損傷者(車いす常用者)の排尿・排便の生理的(医学)及び身体的な実態を良くしらない、理解・認識の無い、誰かの提唱した思想の受け売り、ただの思いつきで「車いすトイレ」を「多目的トイレ」に造り替えたとしか思われません。


また、こんなことを言っている方々も

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身障者用トイレは利用頻度が低いため、放置される間隔が長く水廻り
の故障が起きやすい。また故障しても気づかれにくい。
そのため、必要に水を流すなどの管理上の負担が大きい。 
「だれでもトイレ」にすると利用者層が広がるのでよい。
(あるユニバーサルデザインを謳ったホームページより引用)
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そうだろうか?


では、

車いす常用者は一般用トイレを快適に使えるようになっているだろうか
つまり、誰でも使えるユニバーサルデザインというものに・・・
使用できないから「車いすトイレ」を設置したのです。
車いすが使い難くするのがUD思想なのでしょうか!?

【利用頻度が低い】のは

車いす対応トイレの設置個所が少なく、また、設置されていたとしても
その施設までのアクセスの悪さなどで利用者がない。
利用できるトイレが少ないため、外出を躊躇っている。

が要因です。


【水廻り・故障】

メンテナンスは管理者の責任です!

先日(2009.3.24)こんなことがあった。
「多目的トイレ」を利用しようとしたが・・・そこは工事中でした。
工事担担当者に訊いたところ、
「最近、頻繁に目詰まりするようになった」
「ユニバーサルデザインと謳ったので本当に必要としない多くの人が使うようになったからでしょう」
「以前はこんなことは少なかったのだが・・」
「ユニバーサルデザインの誤った認識が原因でしょうね」
「(誰もが使えるトイレ・みんなのトイレ)と表示すればだれでもが使うよね」
と言うことでした。

またまた、工事中になってました(2009.7.7)
やはり、「目詰まり」
以前、この「多目的トイレ」が使用中になってました。多分、若者が使用しているだろうと出て来るまで待っていた。案の定、高校生ぐらいの女の子が二人。中に入ってびっくり、マスカラ(mascara)やその他諸々の商品の紙箱・包装紙が散乱していた。盗んだものかな?と思わせるようだった。確認したわけではないが便器が詰まるような物を流しているのではとも思った。
あなたが提唱された「ユニバーサルデザイン」で使用頻度が増し、メンテナンスの回数が増大しましたよ!
管理費も・・・
満足ですか? 実名を明かしたいですね!!


視点をかえ、一般用も車いすが使用できるようにする
「だれでもトイレ」にするという発想ができないのだろうか?
この考えが「自然」と思うのですが
車いすの障害者に個人的に「恨み・辛み」をお持ちなのでしょうか?

少数者(重度の障害を持った)を隅に追いやり、
社会参加や共生社会を否定し、
差別する貧相な思想(知識)がUD?なのかと.

これは 車いす常用者を蔑ろにする人権問題になるのでは・・・・

理解・認識不足も甚だしい

ユニバーサルデザインとは・・・・何でしょうね!

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本来は実名で記載したかったんですが・・・・
広〜い心の持ち主であればいいのですが、往々に識者といわれる方々は
直ぐ、無断で掲載したなどと、法的手段に出られるので、伏せております。
ユニバーサルマインドも必要かな!

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外資系企業のトイレでは

お願い
このトイレは【身障者用トイレ】です。
身障者最優先でお願い申し上げます

日本トイザらス(株)

と、謳っています。

ここに「だれでも使える」トイレがありました
西区→「リンガーハット橋本店」とクリック

ここにも在りました
イオン伊都ショッピングセンター

ここにも「中部国際空港」
「中部国際空港:セントレアcentrair」
バリアフリー探検隊 「パックン・マックン」も体験談を報告しています


このような発想が「ユニバーサルデザイン」ではないでしょうか?

ユニバーサルデザインを提唱した『メイスUD研究所』故ロナルド・メイス氏は
このような仕様(ショッピングセンター)のデザインを
考えていたのではないでしょうか?
これから建設する施設を「ユニバーサルデザイン」にと・・・・

また、米国と日本との障害者に対する理解・認識も違う。
ある映画で垣間見たのですが、シャワー(トイレ有り)のシーンで
男女・障害者の区別なく使用していた鮮烈な映像を目にしたことがある。

これがバリアフリー・ユニバーサルデザインだと!!

7原則の定義
↑クリックすると詳細へ

既設の施設(車いすトイレ)を必要としていた人を排除(使い難くする)
するという考えは私と同じ車いす利用者立場からの提案(発想)とは思えない。

点字ブロックはUDじゃない-メイスUD研究所のレスリー・ヤングさん
(2008/11/19)




ホーキング博士が「ロンドンパラリンピック」開会式の際
合成音声(コンピュータ)でのメッセージ


   「知識の最大の敵は無知ではない
                          
         知っていると錯覚することだ」 


事例集 (更新日 2012/10/26)








ユニバーサルデザインとやらの悪い事例
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この多目的トイレにはベビーベッドが設置(後付)してあります。
でも、
設置位置が入口ドアとの間(60cm)が狭いため、写真のようにベッド部が
下りた状態(使用後、畳まずにそのままが目立つ)では
頭や顔に当たり、車いすは危険で入り難い。
無知が招いた設計(施工)です。

ここにも使い難い事例が
写真をクリックすると詳細(2005.5.5記)
(2008.12.15 追記)
使いやすいトイレとして改善されました
2010.4.8 記
画像をクリックすると詳細な記事へ

上述の2例はもともと、車いすが転回や移動が使用し易いスペース(広さ)で設計され、「車いす用対応トイレ」として造られたものを「多目的トイレ」としてベビーシート・幼児用いすなどを後付けしたものなので、車いすでの使用が不便になってしまった。車いす常用者が快適に使用できていたものを不便にすることが「ユニバーサルデザイン」なのでしょうか? 提唱されている内容(文言)と矛盾しますね。

従前の「車いすトイレ」を「多目的トイレ」として用途を満たすために付帯設備を増設することは無理があるのです。このような改良?(改悪)がいたる所に見られます。

後付けは設置事業者(施設の持ち主)の理解・認識不足とでも言いたいのでしょうか。UDを提唱されている識者の方にお聞きしたい!

 


「整理用品入れ・ベビーシート・幼児用いす」
これでは「母子専用トイレ」ですね


車いすのキャスター(前輪)が
当たり、手乾燥機に届きません
便器への乗り移りに邪魔!
これでOK!
でも、これでは便器への乗り移りに
邪魔になる


足を骨折した方には良いのですが、車いす常用者にはちょっと使い難いですね。
テストしたのですが・・・・まず、肝心なアプローチができません。
で・・・乗り移りはできませんでした。
多目的トイレ(車いすトイレ)でなく、一般用に設置すべきではないでしょうか
この設置は多分、無知な業者(営業マン)が勧めたのでしょう
勧められた病院も何も売らんかなに徹したセールストークに疑問を持たない。
理解・認識不足ですね!!


多目的トイレにするため「がめ煮(ごった煮)」みたいになんでんかんでん設置すれば良いものと間違った理解・認識ですね

必要な人が快適に使えない・・・・(>_<)

先日もこんなことを経験しました
(2006-12-4をクリック)

「多目的トイレ」は誰にも優しい「ユニバーサルデザイン」ではなく
完全にただの「一般用トイレ」として改造され、使われるようになった。
「車いすトイレ」が無くなったと言っても過言ではないでしょう!!
誰がこのようにしたのでしょう・・・・

一般用を車いす常用者も含め、高齢者・妊婦・幼児が使える
「多目的トイレ」にしようという発想が自然な考え方ではないでしょうか・
標的を「車いすトイレ」したボタンの掛け違えが・・・

「ユニバーサルデザイン」の誤った思想が浸透してしまった!!
怖いですね・・怖い!!

あるデパートの「多目的トイレ」です





「多目的トイレ」という名の雛型に近づけるために色々、取り揃えられ狭く
なってしまいました。
車いすの転回がし難くなっています。本当に必要な人々が使えずして
何が「ユニバーサルデザイン」でしょう

多目的トイレの典型的な「がめ煮」型トイレです。

「がめ煮型トイレ」

これは私の造語です。
博多に「がめ煮」という郷土料理が有ります。
九州北部地方(主に福岡県旧筑前国、福岡県全域や佐賀県を含むこともある)

博多の方言「がめくり込む」(「寄せ集める」などの意)が名前の由来と言われる。
また、文禄の役の時に、朝鮮に出兵した兵士が当時「どぶがめ」と呼ばれていた鼈(スッポン)とあり合せの材料を煮込んで食べたのが始まりと言われており、そこから「がめ煮」と名づけられたとも言われている。





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ゴミ箱が移動され
生理用品入れが外され、この位置に

撮影2007.2.15
気付いていただいたんですね!? ありがとうございます <m(__)m>

益々、酷くなる「多目的トイレ」 
最近発見したのだが


衛生機器メーカー・販売店・設置業者の「ユニバーサルデザイン」の理解・認識を更に疑うようになってきました。
これでは車いすは使用できません 用をなさないものを販売して、これでは「詐欺」と言われても仕方ないですね。

詳細へ移動 こんなトイレを造って! ユニバーサルデザインを謳うなんて これは詐欺ですね!
画像をクリックすると詳細ページへ

なんだこりゃ 倉庫かい?

2011.11.21記



当事者でないと分らないこと
洋式便器じゃないか?
そうです! 洋式便器です
これも!?
右づめの便器(設置は少ない)

上の写真(3枚)のように左づめに設置されたものが多いですね! 自転車を左右どちらからでも乗ることができる人は少ない。左利き、右利きがあるように障害を負った際も左右の麻痺によって便器へのアプローチも違ってくる。

右からのトランスファー(transfer)
私はこちらから(右)の方が移乗はできたが左は失敗ばかりで駄目でした・・・・(ーー;)
左からのトランスファー(transfer)
胸椎部(肩)から下が麻痺し、全く立つことが出来ません。絵では足を着けて乗り移ってますが車いすから飛び乗るように便座へ移乗します。失敗すれば当然、落ちる。少しでも立つことができれば楽なんですが・・・・

図の出典:福祉住環境コーディネーター テキストより (東京商工会議所編)
トランスファー(transfer)とは?

こんな造りをすれば左右どちらからでもアプローチできます




 識者と言われる大学教授より「小学生の視点」が認識度が高い 
(2008/12/2)



また、こんな使い方をしている者も








福岡市の図書館です。
良く見てください

 ○散髪をしない
 ○洗濯をしない

と書かれています。

他にも
化粧室、喫煙所代わりに
使用されております。






 自己導尿法とは?

脊髄損傷者の大多数は【自己導尿】で排尿します。
清潔な環境が必要です。



目的外とは?
アベックが使っているようです
なんちゅう〜こっちゃ!!



多目的トイレを一般の方(健常者)が使用した新聞への投稿事例
2006.1.31 更新

多目的トイレを一般の方(健常者)が使用した新聞への投稿事例2
2006.5.12 更新

先日、こんな体験をしました。

いつもの施設でトイレを利用しようとエレベーターの
場所に向いました。

着いてみると、電源が入ってなく使用できません
同じ場所(隣)にはエスカレーターもあり、稼動しております。
また、階段も少し離れた位置にあります


電源が入ってないのは故障か点検中か分かりません
 故障案内の「張り紙」も無し
近くに管理者や警備員・案内の職員も居ません

諦め、他の施設へ・・・・

このような時、階段の横に車いすが利用できる
スロープなどが設置されておれば
一人の介助或いは単独で目的の「多目的トイレ」
へ行けるのだが・・・

階段を利用するには4人の介助が必要だし、介助経験が必要。
エスカレーターを使用する手もあるが両方とも危険である。

立派な「多目的トイレ」が設置されていても
移動の緊急事態(私にとって)に
誰でもが使えなければ「ユニバーサルデザイン」とはいえませんね

皆様は階段・エスカレーターを選択できますが
車いす常用者には選択肢がありません

個々の施設(トイレなど)がユニバーサルデザインと
なっていても、その施設全体がバリアフリー、
(ユニバーサルデザイン)になっていなければ「絵に描いた餅」に
なってしまうでしょう

このような発想も必要ではないだろうか?

当事者でない故に実体験(気が付かない)が出来ないのです

施設全体にスロープを設置することで火災・停電時または他の災害時など
にも安全に、しかも単独での避難が可能(容易)になります

もう30年(昭和50年)ほど前、関東に住んでいたころ、ある量販店には階段はもとより、エレベーター・エスカレーター・3〜4m幅の緩い傾斜のスロープが設置されており、商品の搬入・搬出及び買物用カートや乳母車などの通路に利用されていた。

バリアフリーという考えも無かった、この時代ですので「ユニバーサルデザイン」を意識して造られたものではないでしょう。しかし、災害時の避難にも活用できるという危機管理の意識が経営者にあったのでしょう。

当時、私は「車いす常用者」ではなかったので、このような施設が「バリアフリーだ!」などという意識は全くなかった


「バリアフリー」や「ユニバーサルでサイン」といわれるものは本当に優しい思いやりの心があれば、教わらなくても当事者や関係者のなかに「自然」に生まれるものですね!

地下街などにもこの発想が欲しいですね!


多目的トイレが設置されている場所は2階以上が多い。
一般用は何処にでもあるのだが・・・
これは何を意味するのでしょう?

車いすの私からみれば一階にと思う

各階にスロープを張り巡らせれば景観が壊れる?


 景観は「ユニバーサルデザイン」よりも優先するのでしょう


社会全体がバリアフリーになり、成熟した社会で
特定の人だけではなく「誰もが」恩恵を受ける
ユニバーサルデザインなる思想を持ってくるのならば分かるのですが
それらが確立されてないところにこの思想を持ってきたので
当事者にとっては使い難く無理がある。
と思います。

 ◆皆様には考えられない非現実なことですが
車いす常用者には現実です


 ◆ユニバーサルデザインと言われるハイテクトイレの落とし穴!!



驚き!!

このような理解・認識の無い方がいるから
本当に必要としている者が使い難くなるのです。
「車いす駐車場」問題と同じですね
日本の福祉施策の貧弱さを如実に表しています
国土交通省総合政策局政策課長の●●○○氏が国交省のユニバーサルデザインに関する取り組みについて・・・・

前段の言ってることと後段は矛盾してますね

毎日新聞へリンク
2006年12月4日
削除されました







【多目的トイレ】
【ユニバーサル・デザイン】

とは 何でしょう?



ところで、この多目的トイレやユニバーサルデザインとやらを
唱えられている方々はご存知なのだろうか・・・

脊髄損傷者が何故、清潔なトイレを必要とするのかを

私は
 退院直後(1988:20年前)は管理された清潔な「せき損センター
 とは違い、外出しても障害者トイレは少なく、やっと車いすが入れ
 る一般用トイレを探し出し、トイレ(便器)は使えないので、洗面
 台前で処理しておりました。ご存知のように公衆トイレは不衛生な
 環境が多く、頻繁に
感染していました。

 その後、
 障害者トイレの設置が増えるにしたがい、感染率も低くなってきた
 のですが・・・
 当事者(車いす常用者)でない健常者である識者(知識人?)とい
 われる人々が「ユニバーサルデザイン」と称して、障害者トイレを
 多目的にと、ほとんどがこのタイプのトイレとなってしまいました。
 
 いつも十分注意して自己導尿では処理しているのですが、この、多
 くなった誰もが使用できる「多目的トイレ」の使用者が増え、様々
 な雑菌が手すりや便器・洗面台などに付着するようになったのでし
 ょう。
 それらが何かの拍子に清潔でなければならない手に接触、菌の付い
 た手でカテーテルを挿入してしまう、そして感染。
 といったことが多くなってきました。

 全ての行動(移動)に手を使わなければならない私には床面の汚さ
 も気になります。

 脊髄損傷者の外面だけ見て、何も理解・認識していない無知な人が
 提唱する「ユニバーサルデザイン」と称するものの中には、本当に
 必要な人々を排除しているということに早く目覚めていただきたい。
 しかし、当事者(車いす常用者)でないこの方々は理解しがたいで
 しょう。何も分かっていないのだから・・・・
 「多目的トイレ」とか「ユニバーサルデザイン」を謳っているので
 しょう

 不潔なトイレでの尿路感染(膀胱感染)は脊髄損傷者の宿命的な課
 題となっております。
 清潔な車いす専用トイレは必要不可欠なものであることを知って欲
 しいですね。

一般的に車いすトイレには左の形体の洗面台が使用されています。
手を洗うことはできますが自己導尿で使用したカテーテルを洗うことができません。
何故ならば、カテーテルの長さが33cmあり、洗面台に接触し、雑菌を流水で洗い流すということができません。
洗浄しないでカテーテルを容器に仕舞う行為は容器の中で雑菌が繁殖し、感染の原因になります。
これは人工肛門を造設した方が便の入った袋(パウチ)の洗浄に使用しますが、これであればカテーテルを何処にも接触させずに洗うことができます。
車いすトイレにこの洗い場を設置して欲しいですね。
一般の方は清掃用の「モップ」を洗うものと思われています。現実はモップを洗ってます(清掃業者談)(^_^)v



 感染した時、3日から4日続く高熱の苦しみを・・・
 それによる、頻尿・失禁による自尊心を傷つけられる苦しみを・・

 机上の福祉論(綺麗事)を振りかざし、無知・無認識で臆面も
 なく福祉を商売の玉(業:なりわい)としている似非評論家、
 それらを真に受け無知であるゆえに疑いもなく電波や紙面に
 メディアが流布し、誤ったUD思想を植えつけている。
 
 現にこのページでも指摘しているように、ほとんどの「多目的
 トイレ」と称されているものはこの誤った理解・認識で施工が
 なされている。

 この責任の一端は「ユニバーサルデザイン」を唱えている方々
 にもあるのではないでしょうか?
似非ユニバーサルデザインを提唱されている方へ 
お聞きします


自己導尿とはどのようなものかを


このように処理します

よく見て、学んでください
できましたら実体験をしていただければと思っております
机上の学問だけでは何とでも言えます


 

体験談、メールにていただければ幸いです。

注:導尿セットは新品をお貸しします。遠慮はいりませんよ!




こんなこともご存じないでしょう?



身をもって体験するとより理解・認識が・・・・
如何ですか? 百聞は一見(体験)に如かず!
「身体状況を体験」をクリック!!・・

クリック!身体状況を体験クリック!!


 また、 
 こんな発想もユニバーサルなものではないでしょうか

 それは、「車いすトイレ:(多目的トイレ)」を全て有料
 にする。
 私は50円、100円で清潔な安心して使用できるトイレ
 があればこちらを選びます。この発想を積極的に奨めたい
 ですね!

 雑菌に感染した体力(生命)の消耗、精神的苦しみを思う
 と「50円、100円」は安いものです。もっと高くても

 「ユニバーサルデザイン」を唱えている皆々様、このよう
 なフレキシブルな発想がユニバーサルデザインではないで
 しょうか?

己が当事者でないので理解できない・・・かもね
 
これこそが「ユニバーサルデザイン」と言われる、誰にも機会均等・公平・平等ではないでしょうか?

車いす常用者への理解・認識が浸透し、思いやり、優しさが少しでもあればこんなことは考えなくても良いのですが・・

人工肛門を造設している私は、パウチ(蓄便袋)を交換する場合20分から30分の時間を要することがあり、急かされず、安心してゆっくり取り替えることが出来ます。

行政が有料トイレを設置しました
千代田区では、「公衆トイレに関する検討協議会」の提言(2004年3月)を受けて、都心千代田にマッチし、誰でも快適に利用できる「安全で明るく清潔なトイレ」の整備モデルとして、 秋葉原駅東側駅前広場内に有料公衆 トイレの建設をしました。

  千代田区まちづくり推進部道路公園課へリンク 

  公衆トイレのあり方についての提言 

 千代田区 秋葉原駅前高級トイレニュース 


民間にも設置されてます!
東京駅構内の、「Kitchen Street」というレストラン街に設置

「Kitchen Street」内ショップのいずれかで食事をした場合には、タダでメダルがもらえる。このメダルが有料トイレ用だという、情報を得ました。上京するチャンスがあれば利用してみたい。
(設置年:2004)


  KITCHEN STREET 
フロア案内をクリック


大濠公園のおばちゃまもこんなことを言ってます!
公園内のトイレを清掃されていた「おばちゃま」に汚れの状況を聞きました。食事も喉を通らないほどの酷い汚れ状況が毎日のように繰り返され、「7キロも体重が減った」
「今日は良い方だね」
「綺麗なトイレを望むなら、有料にするしかないでしょう」
と、いうことでした。
モラルに頼るということは残念ながら今の日本では無理ですね

◆ 現場写真 


若者の溜まり場となってしまった「多目的トイレ」
ある複合施設でのこと。
多目的トイレ(車いす対応)へ、使用中でした。

しばらくして出て来たのは今流行のズボンを引きずるようなダラシナイ格好の若者、それもタバコを吸いながらである。トイレで吸っていたのです。

喫煙や化粧にと排泄だけではなく多目的に使用されている。
これこそ「多目的トイレ」ですね!
ふざけるな!!


UDを提唱されている識者と称されている方、
講演などで、しっかりと啓発・啓蒙をしてください
 この程度の理解能力しかない若者に・・・
提唱するからにはその責任がある

◆ 詳 細 


鉄道全駅でバリアフリーを 国交省が新指針案
国土交通省は2日までに、JRや私鉄などのすべての鉄道駅で高齢者や車いす利用者らがスムーズに移動できるよう、スロープやエレベーターの設置などのバリアフリー化を求める新ガイドライン案をまとめた。

 駅や周辺道路、駐車場などの一体整備を進める高齢者障害者移動円滑化促進法が昨年12月に施行されたのを受けた4年ぶりの改定。現行では1日の乗降客が5000人以上の鉄道駅をバリアフリー化の対象にしているが、5000人未満の無人駅も含め、すべての駅で対策が必要としている。

 ガイドラインに強制力はないが、国交省は「鉄道事業者の理解と協力を求めたい」としており、7月にも正式決定する。

 新ガイドライン案では、高齢者や障害者が使いやすい多機能トイレの設置だけでなく、一般の個室トイレも間口を広げ、手すりを設けるなど、より多くの人が使いやすい構造を提案している。
2007-5-2





◆ 詳 細 ◆


設備が立派になるほどに使用頻度が増した!
上の記事の新指針を受けて、西日本鉄道の天神福岡駅(ソラリアステージ)のトイレが全面改装され、立派なトイレが完成(改装)しました。

でも、立派過ぎて本当に必要としない方々が「多目的トイレ」を使用している姿を頻繁に目にします。

改装された男子用トイレを覗いてみたのですが、洋式便器と幼児椅子が取り付けてあり、怪我などで足が不自由な人もこの一般用トイレが使用できます。

女性用トイレは全部「洋式便器」となっていた(女房に確認してもらいました。写真は撮りませんでした)
勿論、幼児用椅子も設置されている。

トイレ入口に一般用も杖使用者でも使用できる旨のサイン(洋式便座設置の案内板)が欲しいですね。そうすれば必ずしも「多目的トイレ」でなくても済む。


 新ガイドライン案では、高齢者や障害者が使いやすい多機能トイレの設置だけでなく、一般の個室トイレも間口を広げ、手すりを設けるなど、より多くの人が使いやすい構造を提案している。
2007-10-9


身障者用トイレ(多目的トイレ)の整備が行われておりますが、コストもかかることにより、一般用に比べ数が少なく、設置されるペースも遅い。
膀胱に250ccを超える尿がたまると尿意を催します。数少ない車いす用トイレ。また、遅い設置ペースでは、車いすの人は社会へ出ていけない。

身障者用トイレ(多目的トイレ)の整備も良いが、それより全てのトイレのドアの幅を75cm以上にすれば95%の車いすが通過することが可能となり、多くの人達(車いす常用者を含め)がどのトイレでも利用できるようになれば、これまで諦めていた社会への参加、行動範囲が積極的に拡大されます。

こちらの方が、非常にコストが安価であり、現実的だと思うと同時にこの思想が「ユニバーサルデザイン」というものではないでしょうか。



◆ 詳 細 


バリアを取り除くには・・・
〜バリアフリーからユニバーサルデザインへ〜
このように、いくつもの国のバリアフリー状況を見てみると、トイレは障がい者専用にするのではなく、普通のトイレ自体を広くすることで、一般の人たちの使用はもちろんのこと、車椅子の人たちも使用できるようにする、という考え方が浸透していることに気が付きました。これは、バリアフリーでもありますが、ユニバーサルデザインとも繋がっていると感じます。また、南アフリカ共和国や台湾がこんなにバリアフリー化が進んでいるとは正直思っていなかったので、意外でした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
下記大学のレポートより引用


2007年度 25クラス後期基礎演習報告書
http://www.ritsumei.ac.jp/~t-ito/25class-reports/25reports-mokuzi.html


立命館大学産業社会学部 子ども社会専攻 伊藤隆司研究室


◆ 伊藤隆司研究室へリンク ◆

2009/3/7


福岡市が理解・認識ない事業?を始めました
本市では、授乳やおむつ替えができる施設を「赤ちゃんの駅」として登録することにより、乳幼児を抱える保護者の皆さんが気軽に外出できる環境づくりを進めるとともに、地域社会全体で、子育て家庭を支える意識の醸成を図ることを目的とした事業を開始します。
===================
と、・・・・・・
何のことはない、既存の「車いすトイレ」「多目的トイレ」を「赤ちゃんの駅」という名称で使用すること。車いす常用者への理解・認識は?

事業の定義
出典:http://www.drucker-ws.jp/blog00/2006/11/post_10.html


2009-10-18

◆ 詳 細 



バリアフリー化の恩恵を受けているのは健常者!!
これまで利用した施設、公共交通機関の中で、バリアフリー化の恩恵を受けているのはむしろ健常者なのでは。と感じるようになった。

事実、駅のエレベータを利用しているのは健康な人が多い。日曜祭日は40万人で賑わう福岡市天神を転がすことが多い私も、平日は車いすの利用者に出会う事はほとんどない。遭遇するのは福祉イベントが開催されているときぐらいで、車いす常用の自走している人はー年に1人か2人ぐらいしか会う事はない。

ある新幹線の駅では、健常者で満員になっているという。

闘病時にエスカレーターの乗り降りをリハビリの一環として訓練したのだが活かされなくなった。



こんな方法でエスカレーターで乗り降りの訓練をしました。社会復帰後も暫く乗り降りしていたのだが・・・危険ということでほとんどのところで「乗降禁止」になりました。
慣れればエレベーターが健常者や「乳母車」などで占領され、待たされることもなく移動できるのですが。


ウォッシュレットなども同じで、最初は手の不自由な人向けに開発されたのに、現在は汎用品になっている。
バリアフリーは高齢者や障がい者の為ではなく一般向けなのだと、認識を改めなければならないのだろう。

一歳半の孫を連れて、街中を散策する息子嫁はこんなことを言っています。

「一般トイレにベビーベッドを設置すれば車いす専用トレを使用しなくても済むのでは?」

「どうしても、車いす用を使用しなければならない状況、例えば一人で行動している時など」

「けど、一人でということは余りなく、2、3人連れで行動しているけど」

「また、街へ出るときは夫と一緒で出ることが多いので、一般用にベビーベッドがあればどちらかが面倒をみることができるので」

そう言えば、ベビーカーを押してグループでカッポしてる姿を・・・
夫婦で散策してますね!
地下鉄、デパートなどのエレベーター前には連なってますね!
ベビーベッド(シート)を一般用トイレに設置することでそこが多目的トイレとなりうるのですね! 
ここが車いすでも使えればこれが本物の多目的トイレに・・・・だ!

どこかにこのような施設があるでしょう!(理解・認識した設計者が)



最近、特にひどくなりました。どこに行っても「多目的トイレ」は子ども連れの奥様方に占領されております。
先日は使用中の表示がでてましたので、待っていましたが5分しても出てこない。こうなったら意地でも出て来るまで待っていようと10分ほど待った。
出てきたのは茶髪のネ〜ちゃん二人! 着替えをしていたのですね!

注意すると「ここは多目的トイレでしょ!? 誰が使ったチヤ いいじゃん!」「文句ある!!」 この始末です。

このように言わしめるのも元を正せば「障害者(車いす対応)トイレ」を「多目的トイレ」にと変えてしまった方々にも責任があるのではないでしょうか?
「車いすトイレ」はいや、「多目的トイレ」は誰もが使って良いものという認識になってしまった。

この方がなぜ、功労者として表彰されるの?
●「子どもと家族を応援する日本」功労者表彰実施要綱
   (平成19年8月25日内閣総理大臣)
   「子どもと家族を応援する日本」功労者として表彰
 http://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/etc/symposium2/ouen/h20/ichiran.html

 内閣府:  http://www8.cao.go.jp/shoushi/index.html






車いす常用者とは
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
事故や疾病による脊髄損傷者の大半は損傷した部位(腰椎・胸椎・頸椎)
から下半身あるいは上肢等は麻痺しています。
動きも悪く(筋力無)、感覚もありません。

歩けない・立ち上がるのが困難、あるいは疲れるから
車いすを使用しているのではないのです。
何度も言いますが 麻痺 し、

足はタダ付いているだけのもので要を為していません。
ただし、血は通っています。

私の場合、
足の重さで車いす上での座位バランスをとるのに少し役に立っているが・・

よって車いすは  そのもで、外す(乗らないと)と

足をもぎ取られた身体に・・・・・・

悲しいかな 4、5ヶ月の赤ちゃん



同様で

その場から身体を移動することも、用(排尿・排便)をたすこともできず

寝たきり状態で〜す。

また

発汗機能が麻痺しているので体温の調整ができません。

大多数のトイレは臭いを排出する換気扇は取り付けてありますが
ほとんど空調が効いていません。

よって、

夏場は

それまで空調の効いた涼しい部屋や暑い戸外からさらに暑い部屋に入ると
体温が急上昇し、急激な環境の変化に対応できず

気分が悪くなり(体温の調整も)暑さで倒れることも

車いす常用者にとっては温かみのある快適な環境とは言えません

提唱されている方の矛盾点(無理解)です。
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UD提唱者は

UD商品に必要な要件として、安全性や使い勝手のほか、温かみのある慰安性、
子孫まで使える持続可能性、日本的価値のデザインなどがある。
          ↑?(ワカラン)
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UD関連のリンク集
 ◆国際ユニヴァーサルデザイン協議会
 ◆ユニバーサルデザインコンソーシアム
 ◆地域開発研究所
 ◆ユニバーサルファッション協会
 ◆財団法人 共用品推進機構
 ◆ユニバーサルデザイン・ネット くまもと
 ◆わかりやすく解説してあります
   ユニバーサルデザインってなに? (富士通HP)








ユニバーサルデザインの考え方に基づくバリアフリーの
あり方についての懇談会報告

国土交通省


ユニバーサルデザインの考え方について
NHK教育放送「福祉ネットワーク」バリアフリー探検隊で検証

NHK教育テレビより取材受ける


インクルーシブデザインとは
インクルーシブデザインは、障害者や高齢者などこれまでユーザーとして省みられなかった人たちをも積極的に巻き込んでいこうという考え方

毎日新聞 ユニバーサロン へリンク

しずおかユニバーサルデザイン国際シンポジウム
(2008/11/13・14)

毎日新聞 ユニバーサロン へリンク


待たされ(使用中に遭遇)記録
(本当に必要としない方々が使用した)
日 付
場   所
2009-03-04
 国立病院機構 九州医療センター 泌尿器科受診
 車いすトイレの話が進み、最近「車いす用トイレ」が「多目的トイレ」
 という名称に代わり、誰でもが使っているのを見かけることが多くなっ
 た。あれは本当に困っている人をこれまでより以上に使えない状態にし
 てしまっているね!と担当医から。

 『「ユニバーサルデザイン」や「多目的トイレ」を推進している「識
 者」・「自治体」や「業者」は必要としている重度障害者の声を反映し
 ていない』
 『重度障害者が持つ身体の状態を理解・認識してない人たちが売名行為
 や営利が優先するそれほど必要としない立派な付帯設備を営業戦略でU
 Dを利用(悪用?)しているとも。』

 「その通りです」と私も、相づちを打った。
  http://www.kyumed.jp/
2009-02-10  ソフトリサーチパーク(SRP)
 使用中なので出て来るまで待った。一般用は空いている
 出て来たのは背広を着た若者だった。その若者はSRPの北側に建つ一
 部上場企業の「○●C九州システムセンター」へ消えた。
 部屋は「タバコの煙」が充満していたので暫く、ドアを開放し煙のなく
 なるのを待った。
2009-02-03  ソフトリサーチパーク(SRP)
 健常者が頻繁に使用するので「身障者優先」のシールが貼られた
2009-01-03
 ホークスタウンモール1 1F

GOOD NEWS! 国土交通省にも通じたようですね!
バリアフリー化の取組みとして、駅や建築物などにおける車いす使用者用トイレの設置義務付けなどを背景に、近年、子ども連れなども利用できる多機能トイレが数多く設置されてきました。そのため、車いす使用者などの障害者だけでなく、高齢者、子ども連れなどによる利用が集中して、車いす使用者が使いにくくなっているという指摘が寄せられています。

 このため、国土交通省では、これらの指摘を踏まえて、平成23年度に、多機能トイレの利用実態を調査し、今後のトイレ整備のあり方についてとりまとめるとともに、一般利用者のマナー向上に関するパンフレットを作成しました。

2012.4.23 国土交通省 報道発表概要


詳細

2012.4.27記


身障者・高齢者・妊婦・こども・健常者にも快適

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雑菌に感染すると


 自己導尿時による感染
    自己導尿とはカテーテル(細い管)を亀頭から膀胱に自分で挿入し、尿を
    排出させる行為。よって、挿入時の衛生管理が重要で、膀胱等への雑菌の
    侵入には要注意(セラチア菌感染症)。感染すれば、40℃近い高熱を発する。
    処置として、抗生物質を服用。4、5日の回復期間を要し、注意はしてい
    ても、その時の体調などで感染する場合が多々ある。
    夕方になって急に高い熱が出るのは腎盂腎炎の疑い。やはり抗生剤を服用。
    何度もこのようなことが起きる場合は腎臓に石が溜まり易くなるのでこれ
    を防ぐ、一番の方法は沢山の水分をとること。
    それ以外にたとえば色。赤みがかったり、尿量が特に少なくなったらこれ
    また要注意。

    身体を起こした状態が続くと、血液が足に下がり、貧血をおこします。
    また、膀胱(ぼうこう)に尿が一杯溜まった時や、排便する時に血圧が急
    上昇し頭痛、発汗、痙性がひどくなることがあります。放っておくと脳出
    血を起こすこともあり危険な状態となります。(過緊張状態)

    頸髄損傷者は、歩けなくて死ぬことはないですが、排尿ができずに死ぬこ
    とはあります。

   排尿方法として
    膀胱瘻・介助による時間決め導尿・自己導尿・留置カテーテル・叩打腹圧
    による排尿があります。
    理論上は残尿0。
    残尿のリスクが大きいのは膀胱炎、腎盂腎炎、腎機能障害。
               (トイレの項で詳しく説明)

     膀胱瘻:人工肛門に似ています。膀胱の上から穴を開けてバルーン
         カテーテルというものを挿入し、尿を出す方法。
         カテーテルの先は蓄尿袋等を付けます。常時留置、カテー
         テルは定期的に交換します。
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