「福岡市基本計画」電子意見箱 |
性 別 : (1)男性 年 代 : (5)50代 住所(区) : (3)中央区 職 業 : (6)その他 (その他) : 車いす常用の障害者 取り組むべき分野 : 健康・福祉 取り組むべき分野 : 生活基盤 理想の姿 : 現在、重度の障害者が外出する際、移動手段として一番安全な乗物は JR・地下鉄・バスがあります。 しかし、何時でも自由に何処にでも単独では行くことはできません。 それは、駅のエレベーター・車両とホームの隙間や段差・リフト付き バス(全車両)が未整備となっているのが原因です。 つまり、社会資本(インフラ)の未整備がバリアとなって社会参加 (生活)が妨げられています。 すべての駅にエレベータの設置、全てのバスへのリフト設置、車両と ホーム隙間・段差の撤廃がなされれば理想的な社会(一般の方は現在 も理想社会ですが)が出現します。これによって、容易に社会参加で き、これまで諦めていた高齢者・障害者が街に溢れることでしょう。 また、行動しやすい誰にも優しい街になれば、これまで閉じ篭ってい た人々も外へ出てみようという気になり、よって、寝たきりの高齢者 や障害者をつくらずに済み、介護保険制度の充実が計れ、本当に「必 要な方に 必要なだけ」の福祉の原点が実現できる。 また、車道と歩道の段差の解消・公衆トイレの充実なども。 方法・手段 : これまでは、行政主導で設計図が出来上がり、障害者団体等に説明会と いう場を設け、その完成された設計が私たちにとっては納得できないものであっても、変更はほとんどなされてこなかった。(私の体験から) これからは素案の段階で当事者(障害者)を加えた設計図つくりの取り 組みが望まれます。いや、参加させるべきです。 その意味でこのような基本計画意見を求められたことと思います、 土木建築は建築家・車両はメーカー・バリア(障壁)は障害者が一番知 っています。 それぞれがそれぞれの専門的な知識を出し合って計画を練る。 これによって、誰もが安心して外出、また利用できる理想的な街が実現 することでしょう。 また、後々、改良や増設することなく税金の無駄使いを防ぐことにも貢 献できるものと思います。 これは公営住宅を建設される場合にも言えます。 本物のバリアフリーとは 自由に動け、社会参加でき、後は何もしないで(介助など) ほっておける社会です。 「車いすの視点」というホームページを開設し、啓蒙・啓発を行なって います。覗いていただければ参考になることでしょう。 URL http://www5a.biglobe.ne.jp/~shinkai/