バリアフリーの国
New Zealand

ニュージーランド人の特徴は素朴で、人に対して優しさを分かち合
うという人生観を持っているようです。
弱い立場の人を皆で支援するのは当たり前と言う文化が有ります。
その代表的なものがボランテァー制度です。コミニテイーの運営は
ボランテァーが前提となっています。
テニスクラブ、ゴルフクラブ、ガーデニングクラブ、ラクビー等例
は数えられないくらいです。
従って、NZの障害を持った人々は自分が障害者であると言う認識
は持っていないのでは?と思われる事があります。

こんな国で暮らすと日本は経済的には充実してはいるけどほんとに
幸福なの?といつも感じます。
私自身も言葉(英語)の障害者の部類に入りますが、彼らは心やさし
く接してくれます。
その他塀の作り方、庭の手入れや工具の使い方も実演して教えてく
れたり、道具を貸してくれたり、NZ人の親切さには涙が出る思いが
します。

すみやすさの実例
1.バリアフリーは当たり前   空港、バス、街の道路、商店街、会社、もちろん公共機関も含   みます。   ゲストハウスを建設する時も特に注文を付けたのは廊下の広さ   とトイレの広さと設備ぐらいでした。   この国の建築基準は基本的にバリアフリーになっている事に気   が付いたのは後の事でした。   又、足が弱くなった高齢の方は(80歳位以上)外出時、三輪車の   時速10Km程度のスクーターを良く使っているのを街で見掛け   ます。   この三輪車は車椅子と同じ機能を道路に要求していますので、   道路建設基準もバリアフリーになっていると勝手に推測してい   ます。   バスは日本には無い機能を持っています、乗車口は低く、自動   ステップアップが付いており、海外でも評判が良く日本にも輸   出したとのNEWSを聞きました。 2.トイレ   基本的に公共トイレは多くありますが、驚くのは殆どのトイレ   が車椅子対応になっている事です。 3.駐車場   どこの駐車場でも、1番便利な場所は車椅子用です。最近は妊   婦さん用も出来ました。 4.TAXI   車椅子用タクシーは完備しています。 5.その他   びっくりした事:車椅子でのゴルフを見た時でした。周囲の人   々も当然のように接していました。   もちろん街の居酒屋にも車椅子の人々はビールを飲みに来ます   この国で車椅子の人々を蔑視する事は違う世界で生きなければ   ならない事なのです。   バリアーフリーでない事は異常な事なのです。   私はもう6年もこんな環境で暮らしておりますので、日本の文   化とは少しズレて来てしまったようです。
最も目に付くのは、駐車場。
会社でも商店でも便利な処
は車椅子マークが塗られて
います。

スーパーマーケットには
車椅子とその買い物篭
が用意されています。

もちろん入り口から内部ま
で段差等はありません。
アクセスする道路等にもす
べて緩やかなスロープが付
いています。

バスの昇降口は低く、ステップは
上下にスライドします。

公衆トイレにはレールが
付いています。
         このページはニュージーランドでゲストハウスを経営されている     伊藤卓志氏から提供していただきました。     ゲストハウスでは旅行日程、ゴルフ、釣り事情等の案内もされて     います。
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     (New Zealand)南太平洋、オーストラリアの南東方にある立憲君主国。      元首はイギリス国王。南北二つの大島とその属島からなる。      一六四二年オランダ人タスマンが発見。      一八四〇年イギリスの直轄植民地、一九〇七年自治領となる。      原住民はマオリ族であるが、人口の大部分をイギリス人が占める。      主な産業は牧羊・酪農。首都ウエリントン。


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