障 害 者 の 街

アメリカ  カリフォルニア州・バークレー

海の向こうのバリアフリー……乙武君体験レポート


先日(平成11年8月29日)、TBS「報道特集」で

『五体不満足』の著者・乙武君が

障害者に優しい街、カリフォルニア州・バークレーで取材、

その体験報告が放映されていました。

道路は段差も少なく、スムーズに走れ、

地下鉄はエレベータ設置、ホームと車両間は段差や隙間はなく

単独で乗降ができ、バスはリフト付き。


身体に障害があっても、

一般の方々と同じレベルで社会生活をおくれるということだ。

障壁(バリア)のない「だれにでもやさしい街」

肢体障害者ばかりではなく、

視覚・聴覚・知的と様々な障害を持った方たちにも配慮されている。


この「障害者の街・バークレー」は私が車いす常用になった年(1986)、

闘病中に知った。

当時から障害者にやさしい街として世界に紹介されていたのですね


「国連・障害者の十年」(1983〜1992)を契機に

行政や民間レベルで様々な角度から障害者の完全参加と平等を

目指して活動が繰り広げられた。

この活動の拠点となったバークレー。


アメリカ障害者法(ADA・1990制定)獲得に

活動されたいろんな方々の記録を知るたびに発奮させられる思いでした。

日本も早く、このような活動が国民の方々に理解、認識され

だれもが健やかに暮らせる街になることを願って止みません。





メディアのいろんな福祉(障害者)情報が手元にありますが、

著作権の問題もあり、

許可無く、このページに掲載ができません(掲載契約等を結べば可能だが)

個人的に情報をお持ちの方、あるいはホームページを開設されている方で、

情報の提供が可能な方の連絡をお待ちしております


福祉先進国と後進国(日本)との比較をこのページで訴え、

啓蒙・啓発の一端にしたいと思っています。





先日(9月18日)小渕首相が「アメリカ」ができて、「日本」で、できないことはない

「何事も、なせばなる」と総裁選の報道で発言されていました。

多分、経済問題(回復)での記者からの質問で、それに対しての回答だったと記憶。


障害者問題も良い手本がアメリカのバークレーにあり、

「他ができて、こちらができないことはない」という首相の発言どうり

「なせばなる」で充実した福祉国家の実現を目指してほしい。

今のような本当に恩恵を受けなければならない人が受けられない

「バラマキ福祉」ではなく、

「必要な人に、必要なだけ」の本当の福祉政策をです。

十数年前とあまり変ってない様々な、障壁を早く取りさって欲しいものですね!









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